続ける事の意味を見出した昨今

「白い花が好きなんです」

 

 

とおっしゃるお客さんがいらっしゃいました。

 

 

元々は伊達でお花屋さんをされていたのですが、大病をされ回復し、現在は娘さんのいる岩見沢に住まわれています。

 

 

杖をつきながらも、楽しそうに店を廻り、お気に召した苗を見つけてくださいました。

 

お店をされていた時も

「白い花専門店にしたいくらいだったのよ」

と、にっこり笑っていました。

 

 

そう言えば、私の作る宿根草、白っぽい。

 

 

「余命宣告までされてから2年も生きたのよ」

 

何と答えていいのか分からないけど、

 

「ぜひ、またいらしてください」

 

としか返せませんでした。

嬉しそうに娘さんの車に乗り込むその方は、きっとまた来て頂けると思います。

 

ほんの少しでも明日への生きがいになれたのならこんな幸せな事はありません。

 

そう思うと、少し泣けてきました。

単に歳とって涙腺が緩いだけなのかもしれませんが。

 

 

けっして繁盛している店ではありません。

 

 

でも、ひいきにしてくれるお客さんの人生を垣間見て、そしてこんなちっぽけな店でも日々の楽しみにして頂いている事を知ると、辞める理由は無くなりました。

 

 

諸々やっていますが、花苗販売は辞めないと決心しました。

 

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