十勝
なつぞらブームで賑わっているようです。
今週は主人公のなつの幼なじみの山田天陽くんが亡くなるエピソードで、毎日朝8時からの15分間涙と鼻水を垂らしなが見ております。
天陽くんのモデルとなったのは、神田日勝と言う画家です。
神田日勝画伯は32歳の若さでこの世を去っています。
そうと分かった時に、あの天陽くんもそうなのか、と確信してしまいました。
そりゃ、暗殺されると知りながらつい見てしまった「坂本龍馬」と同じです。
と、言うわけで発作的に十勝に行ってきました。
神田日勝記念美術館
前に行ったのはもう15年くらい前で、十勝の美術館巡りツーリングでした。
大地に根ざした芸術家が大好きで、見る度に心に迫るものを感じます。
馬 (絶筆・未完)
本物は撮影不可なので、パンフレットから。
うまく説明できないのですが、この作品に日勝さんが乗り移っているような気がします。
なので、この作品を見ると言うより、日勝さんに会いにいく感じです。
さて、なつぞらの天陽くんは、絵を完成させました。
(真鍋庭園にあります)
そこがちょっと救いです。
日勝さんは喜んでくれたでしょうか。
今日のドラマで弥市郎さんのセリフが
「天陽は天陽の作品になった」
若くして亡くなった才能溢れる方々
本人はどう思うかは分からないけど、残された者には救われたような気がします。
いつかまた絵が描けるようになるといいな・・・
Queenのフレディをはじめ、若くして亡くなる天才たち。
はたして、「天賦の才を与えよう、しかし命は短い」と神様に言われたら「はい」と言えるだろうか。
悩むあたりが既に「凡人」なんでしょうね。